Interview
Interview:宇佐美 貴史

ー今回ブログをスタートさせようと思った理由からお聞かせください。

「以前から、何となく始めたいなという思いはあったものの、きっかけがなく…そんな時に、バンさんと会う機会があって。いろんな話をしていた中で『アキ(家長昭博)とミチ(安田理大)が海外に行って、LIRIOの日本人枠があいたから、貴史が入り込むか?』みたいなことを言ってもらい、その一言で『やります!』と。あとはサクサクとスタートできるよう段取りしてくれたので、無事、始められることになりました。もともと、やりたいと思ったのは、自分の考えや感じたことを自分の言葉でしっかりと伝えたかったから。これは、去年ある程度、ガンバで試合に出してもらったり、代表で遠征したりしていろんな経験を積み、感じることが増えたからでもある。もちろん、今年も1からの争いになるので、どんな1年になるかは分からないけど、そうして自分の感じたことをダイレクトにファンの方たちに伝えていけたらなと思っています。」

ー「1からのスタートになる」という気持ちが、U-22日本代表の中東遠征から戻ってすぐ、オフを返上して行っていた自主トレにも繋がったのでしょうか。

「もともと、U-22日本代表から帰国後、オフはもらっていたんですけど、西野朗監督にも『少し動いておけ』ということは言われていましたから。それに、自分としてもちょっと身体が疲れているくらいの方がどうも安心できるというか…夜、寝る時にあまりにも疲れなさすぎていたら、不安になる(笑)。だからオフが続くのって本当は嫌いなんです。実際、プロになるまでは、連休で休むのも長くて2日くらいでしたしね。プロになってからは、オフをしっかりとらないとブローロフィジカルコーチに怒られるので、休むようにしていますけど、気持ちとしては動いていたい。それに今は年齢的にも、やったらやった分だけ巧くなる時期だと思うからこそ、できるだけボールに触っていたいんです。」


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